乾燥肌の原因

最近は乾燥肌の人が増えているそうです。冬は当然のことながら、夏でもエアコンなどの影響で乾燥に悩む人が多いようです。

乾燥肌によるトラブルは数知れません。敏感肌にも繋がりますし、肌の老化にの原因にもなります。また、シワができやすくもなります。

このように、様々なトラブルの原因になる乾燥肌ですが、乾燥肌になる原因はあまり知られていないのではないでしょうか。そのために、誤ったケアをしている人もいるのではないかと思います。

そこで、今回は乾燥肌の原因を詳しく紹介したいと思います。

そもそも乾燥肌とは

まず、そもそも乾燥肌とは何なのでしょうか。

乾燥肌は、簡単にいうと皮膚の水分量が減少した状態です。皮膚が乾燥していると、皮膚に柔軟性がなくなってしまい、前述した肌トラブルの原因になります。

乾燥肌の原因1：皮脂の分泌の低下

では、ここから乾燥肌の原因について記述していきます。
まず原因としてあげられるのが、皮脂の分泌低下です。通常、肌の表面は、皮脂という保護膜に覆われています。皮脂の分泌が過剰な場合、ニキビの原因にもなりますが、適度に皮脂が分泌されている状態では肌の水分量を守ってくれています。特に、ある程度の年を重ねた後では、肌表面の皮脂を守ることが重要になってきます。

そんな皮脂は、なぜ分泌が低下するのでしょうか。
1つ目は年齢です。残念ながら、これに逆らうことは難しいです。
2つ目はホルモンバランスの乱れです。
ストレスなどにより、ホルモンバランスが乱れた場合、皮脂分泌が低下してしまうことがあります。

皮脂分泌が低下すると、肌をバリアするものがなくなるため、敏感肌の原因になります。
適切な保湿が必要です。

乾燥肌の原因2：誤ったスキンケア

誤ったスキンケアでは、特に洗い過ぎが乾燥肌の原因になります。
肌の水分量は、皮脂や角質が保持しています。洗顔の際に力を入れて洗ってしまった場合、必要な皮脂や角質を洗い流してしまいます。スクラブ洗顔を使用している人も、洗い過ぎの原因になりますので、今すぐやめましょう。

また、洗い過ぎは刺激でもありますので、肌に炎症が起こります。
洗顔の際は、なるべく優しく洗うように心がけましょう。

乾燥肌の原因3：食事

食事も乾燥肌の原因になります。
たんぱく質は、肌を作る基になります。従って、たんぱく質が不足すると健康な肌を作ることが出来ず、水分を十分に保持できなくなります。

また、皮脂は言うまでもなく食事中の脂質を基にしています。そのため、脂質が不足すると皮脂の分泌も低下します。脂質はどちらかというと不足ではなく、過剰を心配しなければならない栄養素です。しかし、過度なダイエットをしている人では、不足することもあります。美しくなるためのダイエットが乾燥肌の原因になってしまうと悲しいですよね。ダイエットは過度な食事制限ではなく、適度に運動も取り入れるようにしましょう。
あるいは、ダイエット向け食品や栄養補助食品を取り入れるなど、食事バランスを考えることも重要になります。

以上、簡単ではありますが、乾燥肌の原因を紹介しました。
乾燥肌に悩む方は、当てはまることがあったのではないでしょうか？
是非、参考にしてみてください。

でも、実際にどうやって対策したら良いのか、わからない人も多いと思います。
次回、乾燥肌の対策を具体的に説明しようと思います。