もっと知りたい!効果的なダイエット方法

ダイエットの種類 その2

前回の記事では、炭水化物の制限を必要とする2つのダイエット法をご紹介しました。

今回は、その他のダイエット法をご紹介します。

低インシュリンダイエット

難易度:普通

低インシュリンダイエットは炭水化物ダイエットと似ています。
できるだけインシュリンの分泌を抑えることで脂肪の合成を抑制する方法です。

インシュリンは炭水化物の多い食品を食べると分泌されます。血糖値を下げるのが主な働きですが、脂肪の合成を促進する働きもあります。そのためできるだけインシュリンの分泌を抑えるように食事をすることで、脂肪の合成を抑え、ダイエットに繋がります。

どのような食品がどれだけインシュリンを分泌させるのかは、その食品がどれだけ血糖値の上昇に影響するかによります。それはGI(グリセミックインデックス)値という値で表されます。これはブドウ糖の血糖値上昇を100とした場合、その食品はどれだけ血糖値を上昇させるかという相対的な値です。低インシュリンダイエットではこれができるだけ少ないものを選びます。一般に白ご飯などに精白されたものよりも玄米などの方がGI値は低めです。また、野菜や肉など炭水化物が多く含まれていな食品もGI値は低めです。

低インシュリンダイエットでは、カロリー制限しないため比較的安全で、食品の選び方を変えるだけで良いため容易な方法でもあります。

朝バナナダイエット

難易度:易

バナナには、多くのカリウムが含まれます。カリウムは、高血圧の原因になるナトリウムを排泄する作用もあり、積極的な摂取が勧められています。そのため、その点では、デザートにバナナを食べることは良いでしょう食物繊維が含まれる点もバナナの特徴の1つです。

但し、朝食がバナナだけでは少なすぎます。

たんぱく質などの栄養素も足りませんし、ビタミンも全体的に不足しています。特別忙しい日の朝食であれば悪影響が少なくて済むかもしれませんが、毎日はダメです。せめてヨーグルトを付けるなどして不足しているたんぱく質やビタミンを補いましょう。

レコーディングダイエット

難易度:易

レコーディングダイエットは、食べるものを記録することで自身の食生活を客観的に見直し、食事摂取量を適正化しようというものです。

このダイエットのポイントは2つです。食べ物を記録することが面倒だから食べるのをやめる、自分の食事摂取状況を見える化することで必要以上に食べるのを控えるです。

人は、食べ物を記録しなければならないと、普段よりも食事摂取量が少なくなることが研究により報告されています。

また、自分が普段どんなものを食べているのかを知ることで、自分が必要以上に食べていることを知ることができ、食事の適正化にも繋がります。

この方法は、リスクがなく、容易に実施できるため、病院での栄養指導でも使われています。基本的に、どのような人にでもお奨めできるダイエット法です。

シャングリラダイエット

難易度:普通

この方法は他のダイエット法とは一線を画するものです。
簡単にご紹介すると食事の前後1時間を明けて、100kcal相当の砂糖水かオリーブオイルを摂取することで、食欲のセットポイントを正常に戻し、食欲を感じにくくする方法です。

この方法はかなり特殊で、客観的なデータも存在しませんし、詳しいメカニズムもわかりません私も試したことがあり、確かに食欲は減りましたが、人によると下痢をするなどの副作用があった人もいるようです。

この方法に関しては、もう少し、客観的なデータが待たれるところです。

いかがでしたでしょうか。
今回は4つの方法をご紹介しました。
ダイエット法には、人により向き不向きがあります。
自分にあったダイエット法を探してみてください。

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